自分は行動は割と早いけどその分継続することが本当に苦手で、興味あるものにすぐ飛びついては放置していくような「熱した瞬間冷めていく」タイプの人間である。
2020年は特にその傾向が強くて、いろんなことに手を出しまくった結果、どれも続かず中途半端に散らかっている状態で終了してしまった。
毎週毎月にように新しい経験をしているからもちろん楽しいは楽しいんだけど、何かスキルが身についたりするわけでもなく、出費も馬鹿にならない。
これってただただ時間とお金を消費しているだけなのでは?と薄々感じ始めたので、新年という精神的な切り替えには最高のタイミングを活かして方針を改めようと思う。
目次
2021年の目標
今年は以下を達成することを目標にする。
2021年行動目標
- 自己研鑽 1500ポモドーロ(625時間)
- 読書 100冊
- ポートフォリオ(Webアプリ)作成
- 上記の進捗や成果を必ずSNS・ブログで発信する
目標①:自己研鑽 1500ポモドーロ
「ポモドーロ」という言葉に馴染みのない人もいるかと思うのでWikipediaから引用。
ポモドーロ・テクニック(英: Pomodoro Technique)とは、時間管理術のひとつ。 1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された。 このテクニックではタイマーを使用し、一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。 1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。 ポモドーロ・テクニック - Wikipedia
要するに、「25分集中」→「5分休憩」→「25分集中」→「5分休憩」・・・を繰り返すことで適度に休憩を取りながら作業に専念するという手法。これを使うことで高い集中力を維持しつつ、1セット=1ポモドーロとしてその日の作業時間を正確にカウントする。
内容としては、主にエンジニアとしての技術向上にこの1500ポモドーロ=625時間(休憩抜き)という時間を投下していく。
というのも、今はまだ「副業だ何だと語る前に、まずは本業を伸ばせ」という段階にあると思うので、エンジニアとしてのスキルと収入を上げていく方に注力する。幸いエンジニアという職業はある程度のところまでは明確に努力で単価を上げられるので、まずはここに取り掛かるべきだという判断。
目標②:読書 100冊
プログラミング等々のエンジニアとしてのスキルは目標①で鍛えるのに対し、こちらは教養やビジネススキル、マインドセットを仕入れるために行う。
小説のように時間のかかる本はあまり読まないので、必要なところだけをサクサク読んでいけるビジネス書中心なら年100冊、つまり週2冊という数字は現実的に達成可能な範疇。
目標③:ポートフォリオ作成
エンジニアとして収入を上げるためには転職という行為は必要不可欠であり、そのためのポートフォリオ作成もまた必須になってくる。
今の会社で学べることはまだまだ多い上、待遇も悪くないので今すぐに辞める気は全く無いものの、いずれ転職することは避けられないので、そのための準備を早めに進めておくに越したことはない。
作業としては①自己研鑽1500ポモドーロに含まれるので、こちらはどちらかというとKPIではなくKGI的なポジションとなる。作業時間ばかりに目がいって目指すべき地点を見失わないようにするために掲げたという側面が大きい。
目標④:進捗と成果をSNSとブログで発信する
大きく分けて4つの目的がある。
まず第1に「やらざるを得ない仕組み作り」のため。
習慣化の秘訣はやる気や根性などではなく、継続できる環境を作ることが大切というのは有名な話で、「目標も決めたし、今年こそは頑張ろう」ぐらいのテンションでいると確実に挫折する。
自分ひとりで目標設定するだけでは不完全で、家族や友人の前で宣言してしまい退路を断つなどの工夫が必要。「こいつサボってるなと思われたくない」の心理を利用し、進捗を知り合いに報告することで怠けを防ぎつつ習慣化を図る。
第2は文章力の向上のため。
強制的に文章を書く状況を用意することで、スパルタ的に文章作成の練習をする。基本的には作業の内容をそのまま書けばいいので、「何を書けばいいか分からない問題」も発生しにくい。
第3にアウトプットの機会を増やす狙いがある。
勉強でも読書でも、定着のために最重要なのはアウトプットの割合を高めることであるのは御存知の通りで、それを実践する場としてSNSやブログを活用していく。
最後の目的は、人脈構築の土台とすること。
エンジニアとして高単価を獲得するにはスキルアップだけでなく人脈を拡大することが欠かせない。交換したまま見返すことのない名刺にもはや意味はなくて、知り合った人とSNSで繋がっておくことが現代の人脈構築の基本である以上、しっかりとアカウントを作り情報発信を続けていくことは大きな価値がある。
ゴールよりも作業量で縛る方が自分向き
「到達目標もなしに時間だけ決めてやみくもにやったところで成長には結びつかないよ」という意見もあるだろうが、先延ばしにしがちな自分の性格上、単純に量を課さないと絶対に手を付けないという確信があるのでこういう設定の仕方をした。
例えば「〇月までにアプリ制作!」みたいな目標の立て方をすると、「まだ時間あるしいいや」と先延ばしにし続けた結果間に合わない夏休みの宿題状態になるのは目に見えている。
「1年で○○時間勉強する!」と数値で表してやると、「今週は20時間やらないと終わらない」のように細かく区切りやすいし、もしサボって貯めてしまえば「1週間で100時間」とか取り返しがつかない状態になるというのが分かりやすいので適度な焦りが生まれてくれる。
もちろんゴールの設定がないと向かう方向がブレブレになってしまうので、そこは③ポートフォリオ作成を置くことで迷子を防ぐ。
ただしポートフォリオ作成という大きなタスクを分割して「〇〇の機能をいつまでに作る」というようにするのは時間の見積もりが大変だし、細分化すること自体に大きな労力がかかってしまうので目標設定には絡めない。
- 明確なゴール+定量的な作業量の両方を設定する
- 作業量を数字でチェックすることで、コツコツと作業を進められるようにする
2021年は集中と継続の年に
目標設定をすることで、自分がいちばん苦手な「コツコツ努力すること」に対して言い訳できない状況を用意した。量としては大したことないかもしれないけど、継続することが最大の難関なのでペースを落とすことなく走りきれたらいいなと思う。
できればブログは毎週、SNSは毎日の報告を目指すので、どうかみなさん監視役として協力していただけますようよろしくお願い申し上げる次第でございます。