今回はQRコード決済編。PayPayやLINE Payをはじめとして片手では数えきれないほどのサービスが乱立している今日だけれど、まずはQRコード決済全般についてのメリットから話したいと思う。
目次
QRコード決済のメリット
友達間でのお金のやり取りが楽
これが最大の利点で、もはや今まで現金で受け渡ししていたのが信じられなくなるほど。
メリットは多岐にわたるから、箇条書きにしてみる。
- 財布が手元になくてもいい
- ちょうどの金額がなくてもいい
- お釣りや小銭のやり取りがない
- 直接会う必要がない
- 同時に複数人で清算できる
- 履歴が残るので、渡したかどうか忘れたりしない
現金の受け渡しをする機会ってのは思っているより多い上、かなりの確率で上のどれかに引っかかってもたつくことになる。
アプリ上でやり取りすればこの問題を完全にクリアにできる。もちろん手数料はかからない。
キャンペーンがお得
世は大QRコード決済時代。各サービスが自社にユーザーを取り込もうと毎月のようにキャンペーンを連発しているので、これに乗らない手はない。
だいたい常にどこかのサービスが破格の還元率でキャンペーンをしているので、俺たちはそれに合わせて使うアプリを切り替えていけばいいだけ。
レジで時間がかからない
同じキャッシュレス決済でも、クレジットカードをレジで使うとなんだかんだ時間がかかる。カードを読み取って通信して、暗証番号やサインも必要。クレカ用のレシートもなんだかジリジリゆっくり出てきてもどかしい。
QRコード決済は画面をかざしたりコードをスキャンするだけだから時間も手間も短縮できる。
公共料金の支払いが可能
なんとQRコード決済は公共料金の支払いまで出来てしまう。
普段家に届くいつもの請求書。あれのバーコードをアプリでスキャンすれば家にいながら一瞬で支払い完了、この手軽さには感動する。
毎月いちいちコンビニに持って行ってハンコを押してもらう時間が全て無くなるから、かなりの時間削減につながる。
現在はPayPay、LINE Pay、ファミペイがこの機能に対応している。
どのサービスを選ぶか
最重要ポイントは使い勝手の良さだと断言できる。
QRコード決済を使う上で注目すべきは「そのサービスが使いたいときに使えるか」であり、これは「対応店舗の多さ」と「周囲のユーザー数」に影響される。
逆にポイント還元率については各サービスであまり大きな差は無いのでそこまで気にしなくてもいい。経済的なメリットを考慮するなら、QRコード決済の場合は還元率よりもキャンペーン情報を追うことが重要になってくるので、サービスを選ぶ時点ではいったん無視してしまってもいい。
以上を踏まえて、本記事では「PayPay」と「LINE Pay」の組み合わせをおすすめする。
使える店が圧倒的に多いPayPay
QRコード決済において「利用可能店舗数の多さ」は正義であり、これはもうPayPayの独壇場と言える。
コンビニや大手チェーン飲食店ではどのサービスでも使えるのが当たり前になりつつあるが、居酒屋やドラッグストアなどではPayPayしか対応していないという店は多い。
ICT総研が1月に全国100地点で行った調査だと、調査範囲内におけるPayPay利用可能店舗数は3万店以上とのこと。対して他サービスは4000~5000店程度にとどまっていることから、店での利用機会を逃さないためにPayPayの登録は欠かせない。
LINE Payは友達間での送金がぶっちぎりで快適
他サービスの追随を許さない唯一無二の超絶メリット。
店舗決済に強いPayPayに対して、こちらは友人間の送金が得意分野となっている。
というのも他の〇〇Payを使って友達間でお金のやり取りをしようと思ったら、電話番号やメールアドレスを聞いたり、リンクを送ったり、スマホ画面にQRコードを表示させて読み取ったりしなくちゃいけない。
せっかく電子マネーを使って手間を減らそうっていうのに、こんな面倒な方法じゃ本末転倒。
だけどLINE Payならいつものトーク画面で送金ボタンを押すだけ。この素晴らしさ。
友達のアカウントを調べる必要もない。だってもう登録されてるし。
さらに送金リクエストはLINEグループにも送れるから飲み会やイベントでの清算でも最強。会計係がLINEグループでみんなに送金を依頼するだけで全て完了する。
LINE PayはLINEアプリ内で使えるから新しくインストールする必要はない。
LINEアプリを起動して、右下の「ウォレット」タブを開くとすぐにLINE Payを始めることができる。
アカウント作成自体は規約に同意してパスコードを設定するだけで終わるから、もうこの時点で決済は可能になっている。
ただ実際に使っていくうえで必須なのが銀行口座の登録だ。LINE Payはクレジットカードからの残高チャージに対応していないから、基本的にチャージ元は銀行口座からってことになる。残高がなければ決済も送金もクソもないから、とりあえずここの設定だけやってしまおう。
あとLINE Pay専用アプリも存在している。こちらは起動するだけで即座に決済画面が表示されてスピーディ。
俺も普段はLINE本体ではなくこっちのアプリを使って会計している。
まとめ
とりあえず真っ先に登録すべきサービスとしてPayPayとLINE Payを紹介したけれど、最終的には全部登録してしまって各サービスがそれぞれやっているキャンペーンに合わせて使い分けるのがいいかな、と個人的には思う。
例えば2020年2月はPayPayやd払い、au Payあたりが結構お得なキャンペーンを打っていたので、こういうのに便乗する形で使うアプリを都度都度変えていけばいい。